2016年9月22日木曜日

J.M.クッツェーとスペイン語 J.M. Coetzee y español

『恥辱』の J.M.クッツェー は 素晴しい作家では あるが、スペインや スペイン語とは あまり関係ないと 浅学の Ernesto Mr. T は 思い込んでいたのですが、『すばる』の今月号(10月号)には「スペインの家」(原題 A House in Spain) という カタルーニャ地方の小さな村で 古い家を購入することについての 短編が掲載されており、"解説" によると、「足繁く南米諸国を訪れ、アルゼンチンの出版社から 個人全集」まで 出しているようなのです。

拙ブログへの visitantes の 皆様方、以下の記事も どうぞ 御参考にしてください。

http://elpais.com/diario/2010/06/05/babelia/1275696738_850215.html

そう言えば、『イエスの幼子(おさなご)時代』は、どことも知れぬ国から移民船に乗って、中年男と5歳くらいの男の¿幼子?がスペイン語が話される国へ渡って来た所(その避難所で この2人はスペイン語を習得するのです)から話は始まっています。

エクアドルでは"検閲"に関して スペイン語で 話したそうです(次の video は 英語で"検閲"ついて話し、字幕は スペイン語で、YouTube などには どこにも クッツェーが スペイン語を話しているものは見当たりませんが...)し、チリには クッツェーの 名を冠した 短編文学賞まで あるそうなのです。




昼行灯で しかも 浅学の Ernesto Mr. T の 知らないことばかりの この世の中 なのであります。


J.M. Coetzee スペイン語